オーストラリアのゴルフを感じる
2023年9月3〜9月5日メルボルンで開催された「The 28th Australian Hickory Shaft Championships」に日本より10名で参加いたしました。
日本チームは日本各地より8/31、9/1メルボルン着で集合し、まずオーストラリア屈指の名門ロイヤルメルボルンゴルフクラブにて練習ラウンドを行いました。ロイヤル・メルボルン・ゴルフクラブは1891年創設。歴史と伝統を感じるコースです。クラブハウスは1920年代に建てられたもので、クラシカルな雰囲気が漂っています。また、コース内には、オーストラリアオープンを制したゴルファーのプレーヤーズプレートや、歴代の優勝カップなどが展示されており、ゴルフの歴史を感じることができます。また、アンドリュー・トムソン氏やロイヤルメルボルンのメンバー様との交流も、貴重な経験となりました。彼らからオーストラリアのゴルフ文化について学ぶことができ、とても刺激を受けました。
練習ラウンド2日目はオーストラリアで最も壮観な海岸の岬の1つに位置するリンクスコース。ザ・ナショナルゴルフクラブにて行いました。コースをセパレートする高い樹木もなくアップダウンの中で見えるパノラマビューのホールレイアウトとオーシャンビューは圧巻でした。コース内でカンガルーにも出会いオーストラリアを感じる1日となりました。
Royal Melbourne Golf Club
ロイヤルメルボルンゴルフクラブ
The National Golf Club
ザ・ナショナルゴルフクラブ
The Championship took place over three days.
![AGHS and GSA AGHS and GSA](https://jhgc.jp/wp-content/uploads/2023/09/logo_set.jpg)
大会はThe Australian Golf Heritage SocietyとThe Golf Society of Australiaの共同開催。初日Sandy Golf Linksではペアの団体戦、二日目Woodlands Golf Club、三日目Kingston Heath Golf Clubは個人戦の三日間行われました。
![Sandy01](https://jhgc.jp/wp-content/uploads/2023/09/Sandy01.jpg)
DAY 1 – Sandy Golf Links
初日、Sandy Golf Linksでは二人ペアによるチームコンペティションが開催されました。カナディアン・フォーサムと呼ばれる方式で、各ホールのティーショットは全員が打ち、チーム内の良かった方のボールを選択し交互にショットしながらホールアウトします。
Sandy Golf LinksはRoyal Melbourne G.C.の隣に位置するパブリックコースですが、運営とグリーンキーバーはRoyal Melbourne G.C.と同じ。地面の硬さ、芝生はほぼ同等と言って過言ではありません。非常にタフで長いミドルホールが続き、各選手たちの飛距離と正確性が求められるオーストラリア屈指のコースです。
一組に3チーム6人が一緒にラウンドすることで、多くの交流が生まれたイベントとなりました。
![Woodlans01](https://jhgc.jp/wp-content/uploads/2023/09/Woodlans01.jpg)
DAY 2 – Woodlands Golf Club
個人戦の初日は1913年に開場という長い歴史あるWoodlands Golf Clubで行われました。1950年代に植樹されたというティーツリーが大きく育ち、日本ではあまり見られない鳥たちのさえずりを聴きながらのラウンドとなりました(その余裕があったかどうかはプレイヤーにもよりますが)。
コースは林間コースで、メルボルンでは珍しくグリーンのコンパクションも気持ちやわらかい印象。とはいえよく転がるフェアウェーは健在。グリーン周り、花道などからの数10ヤードの転がしによるアプローチスキルは当たり前に要求されました。
夕刻のウェルカムディナーに向け、スタートはいくつかのホールに散らばってのショットガンスタート。このあたりも日本ではあまり馴染みがないスタイルですが、非常にスムーズに進行が行われました。
![Kingston01](https://jhgc.jp/wp-content/uploads/2023/09/Kingston01.jpg)
DAY 3 – Kingston Heath Golf Club
個人戦2日目は早朝6:30に集合してのショットガンスタート。オーストラリア屈指の名コース、Kingston Heath G.C.の美しい造形を目に焼き付けながらのラウンドとなりました。Kingston Heath G.C.は、Royal Melbourne G.C.と並び、オーストラリアのゴルフ場ラインキングで1,2を争い、ゴルフダイジェスト誌においても世界18位にランキングされています。
全豪オープンの舞台はもとより、タイガー・ウッズが優勝したことでも話題となったオーストラリアン・マスターズ(プレー以外でも話題になったのですが)、2016年にはWorld Cup of Golfの舞台にもなっています。また、2028年にはプレジデンツ・カップの開催が予定されています。
非常に繊細にバンカーが配置され、フェアウェーのアンジュレーション、グリーンの傾斜、いずれも美しく戦略的なコースにただただ感嘆し、試練を味わいながらのラウンドとなりました。
DAY 1 – Sandy Golf Links Digest
DAY 1 – Sandy Golf Links Digest
団体戦優勝は Catherine PalmerとMark Lawson (NZ)ペア。ハンディーキャップ優勝は Darryn Watt と Andrew Bakerペア。
![2023AUS-Sandy 2023AUS-Sandy](https://jhgc.jp/wp-content/uploads/2023/09/8f8092e6111fa63befbb818cccde85c7.jpg)
![2023AUS-Sandy 2023AUS-Sandy](https://jhgc.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_5915-01-scaled.jpg)
![2023AUS-Sandy_tomsonRoom 2023AUS-Sandy_tomsonRoom](https://jhgc.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_6124-01-scaled.jpg)
DAY 2 – Woodlands Golf Club Digest
DAY 2 – Woodlands Golf Club Digest
![2023AUS-WoodLands 2023AUS-WoodLands](https://jhgc.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_6487-01-scaled.jpg)
![2023AUS-WoodLandsDiner 2023AUS-WoodLandsDiner](https://jhgc.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_6650-01-scaled.jpg)
![2023AUS-WoodLandsDiner 2023AUS-WoodLandsDiner](https://jhgc.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_6688-01-scaled.jpg)
DAY 3 – Kingston Heath Golf Club Digest
DAY 3 – Kingston Heath Golf Club Digest
![VideoComingSoon VideoComingSoon](https://jhgc.jp/wp-content/uploads/2023/09/VideoComingSoon.jpg)
個人戦オーバルチャンピオンはRichard Macafee。女性部門はCatherine Palmer(NZ)。ハンディーキャップ優勝はJustin Ryan。
![2023AUS-Kingston 2023AUS-Kingston](https://jhgc.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_6745-01-scaled.jpg)
![2023AUS-Kingston 2023AUS-Kingston](https://jhgc.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_6782-01-scaled.jpg)
![2023AUS-Kingston](https://jhgc.jp/wp-content/uploads/2023/09/IMG_7088-01-scaled.jpg)