What is Hickory?

ヒッコリーゴルフとは

ヒッコリーゴルフとは、1930年ごろまで使われていたヒッコリー(くるみ材)のシャフトで作られたゴルフクラブを使ったゴルフのことを言います。現代のゴルフでは、スチールやカーボンによるシャフトが使われていますが、1930年ごろ以前はヒッコリーが使われていました。

ヒッコリーゴルフとは、1930年ごろまで使われていたヒッコリー(くるみ材)のシャフトで作られたゴルフクラブを使ったゴルフのことを言います。現代のゴルフでは、スチールやカーボンによるシャフトが使われていますが、1930年ごろ以前はヒッコリーが使われていました。

ヒッコリーというと、杖や傘のイメージがあるかも知れませんが、他にもビリヤードのキューなどで使われる木材で、強度やしなりなど、ゴルフに適した材料として1820年ごろには定着していたようです。

ヒッコリーというと、杖や傘のイメージがあるかも知れませんが、他にもビリヤードのキューなどで使われる木材で、強度やしなりなど、ゴルフに適した材料として1820年ごろには定着していたようです。

現在、ヒッコリーゴルフをプレーしようと思った時には、当時のアンティーク・クラブを使うか、実は現在も生産されている復刻版の新品ヒッコリークラブを用いるかのいずれかになります。

ゴルフ場のクラブハウスや、酒場の壁に飾られているような、100年前のアンティーク・クラブが果たして使い物になるのかと言えば、意外と使えたりするものなのです。これも体験してみるとゴルフに対する見方が大きく変わりますので、是非、機会を見つけてプレーしてみてください。

また、復刻版のヒッコリークラブも忘れてはいけません。これらは、1930年以前に使われていた時代の意匠を当時の製法と合わせて復刻させたものです。ですから、パターも見た目はアイアンのように薄いプレート状のものであったり、アイアンのフェース面が現代のように真っ直ぐなラインではなく放射状であったり、ドット状(点々と穴が掘られたフェース!)であったりと様々です。

現在、ヒッコリーゴルフをプレーしようと思った時には、当時のアンティーク・クラブを使うか、実は現在も生産されている復刻版の新品ヒッコリークラブを用いるかのいずれかになります。

ゴルフ場のクラブハウスや、酒場の壁に飾られているような、100年前のアンティーク・クラブが果たして使い物になるのかと言えば、意外と使えたりするものなのです。これも体験してみるとゴルフに対する見方が大きく変わりますので、是非、機会を見つけてプレーしてみてください。

また、復刻版のヒッコリークラブも忘れてはいけません。これらは、1930年以前に使われていた時代の意匠を当時の製法と合わせて復刻させたものです。ですから、パターも見た目はアイアンのように薄いプレート状のものであったり、アイアンのフェース面が現代のように真っ直ぐなラインではなく放射状であったり、ドット状(点々と穴が掘られたフェース!)であったりと様々です。

ドライバーや、スプーンのヘッド部分ももちろん木製です。こちらはパーシモン(柿の木)が使われています。現代のドライバーに比べれば、明らかに小さく、もちろんインパクト時の音は金属音ではなく「ボコッ!」というヒッコリーとパーシモンならではの渋い音がします。

ヒッコリーゴルフを初めてプレーする際に最も驚かれること、それはアイアンに番号が振られていないことでしょう。

ドライバーや、スプーンのヘッド部分ももちろん木製です。こちらはパーシモン(柿の木)が使われています。現代のドライバーに比べれば、明らかに小さく、もちろんインパクト時の音は金属音ではなく「ボコッ!」というヒッコリーとパーシモンならではの渋い音がします。

ヒッコリーゴルフを初めてプレーする際に最も驚かれること、それはアイアンに番号が振られていないことでしょう。
ヒッコリーゴルフのクラブ構成の基本は、
  • DRIVER ドライバー
  • SPOON スプーン
  • MID ミッドアイアン
  • MASHIE マッシー
  • MASHIE NIBLIC マッシー・ニブリック
  • NIBLIC ニブリック
  • PUTTER パター
現代のモダンクラブを使用してドライバーで230y、7Iで150yくらいを打つゴルファーで、その飛距離を当てはめてみると、
  • DRIVER ドライバー 210y
  • SPOON スプーン 190y
  • MID ミッドアイアン 175y
  • MASHIE マッシー 150y
  • MASHIE NIBLIC マッシー・ニブリック 125y
  • NIBLIC ニブリック 100y
  • PUTTER パター

といった感じでしょうか。14本揃った現代のクラブセットに比べれば、クラブ間の距離が広がります。ですので、それを埋めるべく数本加える方もいますが、基本的にはスイング幅や、リズム、持ち手の長さなどで調整します。(これもまたヒッコリーゴルフの面白さなのです)

なお、ドライバー、アイアン、パター、いずれも1930年当時あった意匠というのが、ヒッコリーゴルフの大会やイベント時のルールです。ですからピン型のパターや、キャビティ型のアイアンなどは使用することができません。

ヒッコリーアイアン

ヒッコリーゴルフのルール、といいましたが、その他、なんでもかんでもルール自体まで1930年まで遡ってプレーする訳ではありません。

マークはなし、それでも相手ボールに当てたら罰打、など今にして思えば信じられないようなルールもあったようですが、基本的に現在進行形の現行ルールで行います。

ですから数年前からはピンを立てたままパターをするスタイルにしたり、ドロップは膝の高さから行うなど、一般のモダンゴルフと変わりなく、同じコース、同じティーグラウンドを使って、現代クラブの人とも一緒にプレーが可能です。

といった感じでしょうか。14本揃った現代のクラブセットに比べれば、クラブ間の距離が広がります。ですので、それを埋めるべく数本加える方もいますが、基本的にはスイング幅や、リズム、持ち手の長さなどで調整します。(これもまたヒッコリーゴルフの面白さなのです)

なお、ドライバー、アイアン、パター、いずれも1930年当時あった意匠というのが、ヒッコリーゴルフの大会やイベント時のルールです。ですからピン型のパターや、キャビティ型のアイアンなどは使用することができません。

ヒッコリーアイアン

ヒッコリーゴルフのルール、といいましたが、その他、なんでもかんでもルール自体まで1930年まで遡ってプレーする訳ではありません。

マークはなし、それでも相手ボールに当てたら罰打、など今にして思えば信じられないようなルールもあったようですが、基本的に現在進行形の現行ルールで行います。

ですから数年前からはピンを立てたままパターをするスタイルにしたり、ドロップは膝の高さから行うなど、一般のモダンゴルフと変わりなく、同じコース、同じティーグラウンドを使って、現代クラブの人とも一緒にプレーが可能です。

ヒッコリーゴルフのクラブ構成の基本は、
  • DRIVER ドライバー
  • SPOON スプーン
  • MID ミッドアイアン
  • MASHIE マッシー
  • MASHIE NIBLIC マッシー・ニブリック
  • NIBLIC ニブリック
  • PUTTER パター
現代のモダンクラブを使用してドライバーで230y、7Iで150yくらいを打つゴルファーで、その飛距離を当てはめてみると、
  • DRIVER ドライバー 210y
  • SPOON スプーン 190y
  • MID ミッドアイアン 175y
  • MASHIE マッシー 150y
  • MASHIE NIBLIC マッシー・ニブリック 125y
  • NIBLIC ニブリック 100y
  • PUTTER パター

といった感じでしょうか。14本揃った現代のクラブセットに比べれば、クラブ間の距離が広がります。ですので、それを埋めるべく数本加える方もいますが、基本的にはスイング幅や、リズム、持ち手の長さなどで調整します。(これもまたヒッコリーゴルフの面白さなのです)

なお、ドライバー、アイアン、パター、いずれも1930年当時あった意匠というのが、ヒッコリーゴルフの大会やイベント時のルールです。ですからピン型のパターや、キャビティ型のアイアンなどは使用することができません。

ヒッコリーアイアン

ヒッコリーゴルフのルール、といいましたが、その他、なんでもかんでもルール自体まで1930年まで遡ってプレーする訳ではありません。

マークはなし、それでも相手ボールに当てたら罰打、など今にして思えば信じられないようなルールもあったようですが、基本的に現在進行形の現行ルールで行います。

ですから数年前からはピンを立てたままパターをするスタイルにしたり、ドロップは膝の高さから行うなど、一般のモダンゴルフと変わりなく、同じコース、同じティーグラウンドを使って、現代クラブの人とも一緒にプレーが可能です。

といった感じでしょうか。14本揃った現代のクラブセットに比べれば、クラブ間の距離が広がります。ですので、それを埋めるべく数本加える方もいますが、基本的にはスイング幅や、リズム、持ち手の長さなどで調整します。(これもまたヒッコリーゴルフの面白さなのです)

なお、ドライバー、アイアン、パター、いずれも1930年当時あった意匠というのが、ヒッコリーゴルフの大会やイベント時のルールです。ですからピン型のパターや、キャビティ型のアイアンなどは使用することができません。

ヒッコリーアイアン

ヒッコリーゴルフのルール、といいましたが、その他、なんでもかんでもルール自体まで1930年まで遡ってプレーする訳ではありません。

マークはなし、それでも相手ボールに当てたら罰打、など今にして思えば信じられないようなルールもあったようですが、基本的に現在進行形の現行ルールで行います。

ですから数年前からはピンを立てたままパターをするスタイルにしたり、ドロップは膝の高さから行うなど、一般のモダンゴルフと変わりなく、同じコース、同じティーグラウンドを使って、現代クラブの人とも一緒にプレーが可能です。

ヒッコリーゴルフのボールは?

ん。ヒッコリークラブが用いられていた時代に近い、糸巻きボールが現在、世界を探しても製造されていないのがその理由の一つです。

それでも、パーシモンドライバーのフェース面の保護や、アイアン、パターのインパクト時の衝撃などから、ヒッコリーゴルファーの多くはやわらかいボールを使用しています。具体的には、Wilsonの50s、Callaway Supersoftが多く見受けられます。Chromesoft、ERC Softなどは少し硬く感じるかも知れません。

クラブ側に衝撃を吸収する機能がないのか、材質の問題なのか、詳しくは分かりませんが、例えアイアンだけ取ってみてもPro V1など現代クラブでは当たり前のボールも硬いと言われる方が多いようです。

色々と試してみて、自分とクラブと合ったボールを選ぶと良いと思います。

ファッション

女性でしたらニッカポッカ(少し女性らしいラインのニッカポッカもあります!)や、ロングスカートなどをお召しになられると雰囲気がでることでしょう。

急なイベントへの参加や、まだヒッコリーゴルフの世界に入っていく自信がない方も、例えばハンチング帽などをかぶってみることをおすすめします。夏場、半袖、半ズボンでも、ハンチング帽さえあれば雰囲気が全然違いますよ!

着物をイメージしていただくと分かりやすいですが、電車や街中では違和感があっても、和室に入れば自然と溶け込むように、オールドスタイルなゴルフウェア、ニッカポッカやハンチング帽も、ゴルフ場の敷地の中では自然と溶け込むものです。また、使う道具がヒッコリークラブであれば尚のこと世界観が出来上がります。かえってスポーティーな首元のウェアや、今風な生地や柄のセーターとヒッコリーゴルフは、マッチしないので違和感を感じてしまうかも知れません。

ヒッコリーゴルフのイベントでは、服装に関しての規定はなく、もちろん強制ではありませんが、不文律(unwritten rule)としてファッションと合わせてみんなで楽しもう。となっています。中にはネクタイや蝶ネクタイを付けたままプレーをしたり、ジャケットを着てプレーを楽しむ方もいらっしゃいます。ヒッコリーゴルフの楽しみ方のひとつとして、ファッションがあります。

ヒッコリークラブの購入

まだ、そこまではまってはいないけれど、いつか購入する自分を想像しなくもない状況でしょうか。

ヒッコリーゴルフのセットを購入する際は、「ヒッコリーゴルフとは」でご案内した基本セットのうち、スプーンを除いた、

DRIVER ドライバー
MID ミッドアイアン
MASHIE マッシー
MASHIE NIBLIC マッシー・ニブリック
NIBLIC ニブリック
PUTTER パター

と、サンドウェッヂ(SW)を加えた7本セットをまずはおすすめします。その後、自分が本当に間を埋めていきたいクラブを1本ずつ追加していくのがよろしいかと思います。

なお、現在、比較的日本で購入が容易なヒッコリーゴルフのメーカーは

・ トム・スチュワート
・ ジョージ・ニコル
・ タッド・モア

の3メーカーです。トム・スチュワートとジョージ・ニコルはゴルフの聖地セントアンドリュースの工房で、タッド・モアは米国で製造されています。パターは、ボビー・ジョーンズも使っていた薄いL字型のもの、ジャンボ尾崎が使っていたようなL字型、マレット型、木製ヘッドと、意外と狭いようで選択肢は多くありますので自分に合ったパターを探してみてください。

ドライバーも、アイアンも、パターも、見比べてみて、握ってみて、振ってみて、しっくりとするお気に入りのクラブを選んで欲しいのですが、少しだけ気にしていただきたいのはシャフトの硬さです。

「ヒッコリーにシャフトの硬さってあるの?」

と思われるかも知れませんが、木の個性、場所、太さなどで硬さが変わってきます。しなりや、ねじれがそれぞれ変わってきます。また、ヘッドとの重さのバランスなど、近代クラブと同じように、またそれ以上に個性がありますので、こだわり過ぎても選べるほどの選択肢がないかも知れませんが、おおよそ自分の体力に合った硬さのシャフトを選ばれることをおすすめします。(買い替えの理由で一番もったいないのがシャフトの硬さなので!)

ドライバー、アイアン×5、パター、7本セットと、ヒッコリークラブに合わせたクラブケース

おおよそ20-25万円くらいで揃うと思います。当支部のメンバーにご相談いただければ、新品の購入だけでなく、良質な中古クラブを探すなどお手伝いしますので、ぜひ、ご相談ください。